ポートレート撮影は難しそうと感じている方も多いのではないでしょうか？
しかし基本を押さえれば初心者でも驚くほど魅力的な写真が撮れます。
この記事では、ポートレート撮影の基本テクニックと実践的なコツを分かりやすく解説します。
・初心者でも失敗しないポートレート撮影の基本設定
・自然な光を活かした撮影方法と構図の工夫
・被写体の魅力を引き出すポージングと声かけのコツ
・撮影に最適な場所と時間帯の選び方
・初心者におすすめのカメラとレンズ選びのポイントを解説
ポートレート撮影を成功させるためには、まず最低限の機材と基本設定を知ることが大切です。
一眼レフ・ミラーレスがベスト
スマホでも可能ですが、背景をボカすなど表現の幅を広げるには一眼カメラがおすすめ。APS-Cやフルサイズ機なら、より美しい描写が可能です。
レンズ選びで印象が変わる
・50mm（フルサイズ換算）の単焦点レンズは「人の目に近い自然な画角」
・85mmは「背景を美しくボカして被写体を引き立てる」
・F1.8など明るいレンズなら、室内や夕方でも活躍します。
設定の基本
- **絞り優先モード（AまたはAv）**を選択
- F値はF2.0～F4.0程度がおすすめ
- ISOは100～400で、必要に応じて調整
- シャッタースピードは1/125秒以上を目安に
ポートレートでは光が命。自然光をうまく使えば、機材以上に仕上がりに差が出ます。
柔らかい光を選ぶ
- 曇りの日は影が出にくく理想的
- 晴天時は木陰や建物の影など、光が柔らかくなる場所を選ぶ
- レフ板（白い紙や布でもOK）を使うと、顔に明るさを足せる
順光・逆光・サイド光の使い分け
- 順光：はっきりした表情になるが、のっぺりしやすい
- 逆光：髪や輪郭がふんわり光り、雰囲気が出る
- サイド光：立体感と陰影が出てドラマチックな印象に
表情づくりやポーズに悩む方は多いですが、自然な雰囲気を引き出すコツを押さえましょう。
会話をしながらリラックス
撮影中に「少し笑ってみようか」や「目線を外してみよう」と声をかけると、表情が柔らかくなります。
モデルさんとのコミュニケーションが何より大事です！
ポーズは「S字」を意識
- 肩と腰を少しひねることで、自然なS字ラインが生まれる
- 腕を体にピッタリ付けず、少し離すとスッキリ見える
1. 公園や緑の多い場所
自然光＋背景のボケが活きやすく、ナチュラルな雰囲気が出せます。
2. カフェの窓際
サイド光で柔らかく、リラックスした表情が引き出しやすいロケーションです。
3. 夕方のマジックアワー
逆光で幻想的なシルエットやドラマチックな雰囲気を演出できます。
ポートレート撮影が楽しくなるカメラの選び方やレンズ紹介はこちらも参考にどうぞ：
ポートレート撮影はコツを押さえれば初心者でも素敵な一枚が撮れます。機材や設定、光の使い方を工夫して、自然な表情を引き出してみましょう。ぜひ今日からチャレンジしてみてください！
