2023年あなたがカメラを選ぶ際にCanonのEOSも目が離せないメーカー機種候補としてこの度記事を書かせていただきますが、2018年発売のCanon初ミラーレス一眼であるEOS Rの魅力を改めてレビューし、これからCaonon RFシステム購入の参考になればと思います。
この記事では、EOS Rの良い点、悪い点その理由を8つのポイントで詳しく解説します。またEOS Rにおすすめなレンズについても触れていきます。
asunaro
商用プロカメラマンとして起業し早5年、このブログでは起業して培ったカメラガジェットやカメラマンとしてのマインドを綴っています。お仕事のポートフォリオはWEBサイトからご覧いただけます。
・改めてCanon EOS Rの完成度を知ることができる
・EOS Rの良い点、悪い点が分かる
目次 閉じる
Canon EOS Rとは
前述でも触れましたが、EOS RはCanon初のミラーレス一眼カメラとして2018年にカメラ市場に登場。当時はSONYのミラーレスカメラ市場に一石を投じる形で発売されました。
後発組ということもありカメラの機能性やレンズシステムなど一新し、今後ミラーレス市場の指標となる初代機。やはりここはCanonの意地と老舗メーカーの技術を注ぎ込み登場したEOS R
2023年現在で、まだ見劣りしない機能性や少し物足りなくなってしまった点を見ていきたいと思います。
カメラの機能性で重要視される解像度ですが、EOS Rは3030万画素の高解像度。必要十分な画質が魅力です。またAPSCクロップモードでも1200万弱の解像感を保ちSNSでの写真投稿などでは全く問題ないレベルでもあります。
EOS Rはカメラ本体がマグネシウム合金製で、しっかりとした堅牢性があり現在のR5と同じマグネシウムボディで、更に言いますとR6やR6-mark2ではポリカーボネート製でここでも初代機の意気込みを感じます。
ビューファインダーは369万ドット、モニターは3.15型の210万ドットと美しい画像を楽しむことができます。(R6はモニター162万ドット)
EOS Rのグリップは、手にぴったりとフィットし、安定感があります。これにより、撮影時の安定性が向上します。
EOS Rは長いバッテリー寿命があり、およそですが静止画撮影で370枚の撮影が可能です。
今となっては物足りないAF性能かとは思いますが、2020年のファームアップによりかなり改善されています。
EOS Rはボディ内手振れ補正を搭載していません。これにより、暗い環境での撮影や、ISOを開放した状態での撮影に制限があります。
ただし静止画記録においてはレンズの手ぶれ補正で補えることが期待できるため悲観的になることはありません。いちばんデメリットとなる場面は動画撮影時に手ぶれが起きやすくなる為、ジンバルなどでの運用が少なからず必要かと思います。
EOS Rは4K撮影時に1.7倍のクロップが発生します。これにより、広角レンズを使用しても十分な広さを得ることが難しくなります。
EOS Rのメーカーによる修理サポート期間は2029年までとなっています。これにより、それ以降の修理が必要な場合、サポートを受けることが難しくなります。
おすすめRFレンズ
EOS Rカメラ本体にとてもオススメなRFレンズをご紹介します。なるべく低予算でまずは間違いのないレンズ群3種です。
RF50mm F1.8
各メーカーにも撒き餌レンズと呼ばれる安価で写りも良いコスパの良いレンズが揃ってます。Canonもこの1本はまず標準レンズの50mm/F1.8の明るいレンズを推します。
RF85mm F2 MACRO
こちらも比較的明るいマクロも撮れるレンズ。焦点距離からもポートレートに適した単焦点レンズの銘玉です。
RF16mm F2.8
フルサイズの超広角レンズ。
総評
EOS Rを購入検討されているのであれば、中古販売で探すのもひとつの手です。中古市場であれば15万円〜あたりからの相場で取引されていますので(2023年7月現在)レンズと組み合わせて予算20万円内に抑えることも可能だと思います。
Canon EOSシリーズの中ではかなり影の薄くなった存在となりましたが、この記事でご紹介した通りカメラ初級者から中級者あたりまで幅広く活躍がまだまだできる現役機です。
Canonをこれから始めたい、EOSのミラーレスに触れてみたい、RFシステムのはじめの1台として是非手に取り体験してみてください。
合わせて読みたい