スマートフォンカメラでお料理の写真をインスタグラムに載せたい!
そう思う方も多いはず…スマホカメラで上手に撮るためには、いくつかの基本的なテクニックとコツを押さえると良いでしょう。是非この記事を読んでスマホ撮影をトライしてみましょう。
asunaro
商用プロカメラマンとして起業し早5年、このブログでは起業して培ったカメラガジェットやカメラマンとしてのマインドを綴っています。お仕事のポートフォリオはWEBサイトからご覧いただけます。
・スマホでお料理をキレイに撮りたい!
・SNSに今日のランチやディナーを載せたい!
・一眼カメラで撮ったような仕上がりにしたい!
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近年のスマートフォンカメラのスペックの高さにはいつも驚かされますよね、
iphone搭載のカメラ解像度は1200万画素。androidでは1億画素なんかも…
しかし待ってください!!お料理のお写真って誰に見せるんですか?
インスタグラムですか?
お仕事でクライアント様に納品するためですか?
もしSNSに載せるためだけなら1200万画素もあれば余裕のよっちゃんなんです。。
まぁ前振りが長くなりましたが次項にてすぐに実践できるスマホで撮るお料理撮影のコツを紹介します。
自然光はハッキリ言って最強です。自然光を利用すると料理がより自然で鮮やかに見えます。窓際など、自然光が入る場所で撮影すると良いでしょう。必要であれば、反射板(レフ板)を使って光を均等に当てるとさらに良い結果が得られます。
店内や部屋の照明のみで撮影をするとどうしてもお料理がのぺ〜っと写ってしまいがちになります。
自然光ではどうでしょうか?店内や寝屋の窓際で自然光を取り込み撮影をするとより料理にシズル感が出ます。
ここでポイントですが極力、窓からの自然光ですが左から入る斜光が望ましいです。なぜなら写真をアップした際に人間の眼というのは左側から視線が誘導されやすいので左側から入る自然光を意識しましょう。
料理の特徴を引き出すために、様々なアングルから撮影してみてください。
例えば、上から見下ろすように料理の真上から俯瞰(ふかん)撮影すると、料理の形や配置がはっきりと見えます。また人が椅子に座って料理を食べる視線の角度が30〜45度ですので、この角度で撮るのも自然なアングルになります。
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料理の周りに調味料のボトルやメニュー立てなど不要なものが映り込みがちになりますので、主役のお料理が埋もれてしまうことがあります、何を見せたいのか?何が主役なのか?をはっきりと整理(排除)しましょう。
どうしても難易度が高いと感じたらシンプルな背景を選ぶか、カメラの設定でポートレートモードに切り替え背景にぼかしを入れることで、料理を引き立てることもできます。
料理自体の見た目も重要です。盛り付けを工夫したり、向きを変えたりと装飾を加えたりすることで、より魅力的な写真になります。
またメインの料理が主役ではありますが、料理のイメージを連想する小物をさりげなく配置するのもオススメです。ただスタジオや自身の部屋で撮影するなら周りには気を遣いませんが、お店での撮影時にはエチケットを守りメインの料理をいかにどう撮るかを考えましょう。
料理撮影を生かすも殺すもピント(フォーカス)がキモです。
一眼カメラで撮影する際は基本ピントは絞って撮影しますが(暗くなってしまう分、露出設定やライティングでカバーしますが)スマホカメラの優秀なところは画面のタッチフォーカスでピントを合わせます。誰でもベタピンに合わせることができますのでブレのない写真に仕上がります。
ここ数年のスマホカメラは手ぶれ補正がとにかく優秀なので絶対に….とは言いませんが、可能であれば三脚を使用すると良いでしょう。スマートフォン用の小型三脚も手ごろな価格で入手できます。
余談ですが、プロの現場での撮影時は三脚は必須です。なぜならライティングを組み露出を合わせるので手持ち撮影が困難になるからです。今回は細かい話は置いといてスマホ三脚はあれば最強ですよ!って話です。
撮影後に色調整やコントラストの調整など、編集を行うと更に良い結果が得られます。多くのスマートフォンには基本的な編集機能が付いているので、活用してみてください。
またスマホアプリでも優秀なカメラアプリも多数存在しますので好みに合わせて撮影するのも一つの楽しみですね。
いかがでしょうか?
いろいろとつらつらとご紹介しましたが結論、一番大事なことは….
・光 ・アングル ・ピント
この3つをアタマに叩き込み、さまざまなシチュエーションでスマホ撮影にチャレンジしてみてくださいね。
料理の撮影は楽しいものですので、色々な方法を試してみて、自分のスタイルを見つけるのももうひとつの楽しみでもあります。
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